2010年06月12日
のぼうの城
久しぶりのマスターです。面白い本だったので紹介させてもらいます。
「のぼうの城 和田竜著」話の内容は、何をしても無器用で百姓からも“のぼう様”(木偶の坊の意味)と呼ばれるお侍が豊臣秀吉の北条小田原攻めの際、石田三成の兵2万の大軍をたった500の兵で破ってしまう話です。
嘘か真か実話で成田長親という武将が主人公、長親は唇は分厚く目は眠った様に細い醜男で、背はづ抜けて高いがのそのそと歩く様はまさに木偶の坊、しかし愛嬌があって部下や百姓にはメッポウ好かれており戦を挑む時にはみんなが「のぼう様の為ならしかたがねぇ」と力を貸す不思議な男である。
そんな長親が三成に降伏を要求され諦めムードの家臣達を驚かすシーンが痛快で、強きが威張り弱きが虐げられ、無能で人がよく愚直なだけが取り柄の者は、踏み台となって死ぬのか、それが世の習いと申すなら、このわしが許さんといいはなつのである。
読んでいて“誇り”を守る大切さを知り熱くなってしまいました。
歴史ズキはもちろん、自信を失いそうな人にお勧めです。
「のぼうの城 和田竜著」話の内容は、何をしても無器用で百姓からも“のぼう様”(木偶の坊の意味)と呼ばれるお侍が豊臣秀吉の北条小田原攻めの際、石田三成の兵2万の大軍をたった500の兵で破ってしまう話です。
嘘か真か実話で成田長親という武将が主人公、長親は唇は分厚く目は眠った様に細い醜男で、背はづ抜けて高いがのそのそと歩く様はまさに木偶の坊、しかし愛嬌があって部下や百姓にはメッポウ好かれており戦を挑む時にはみんなが「のぼう様の為ならしかたがねぇ」と力を貸す不思議な男である。
そんな長親が三成に降伏を要求され諦めムードの家臣達を驚かすシーンが痛快で、強きが威張り弱きが虐げられ、無能で人がよく愚直なだけが取り柄の者は、踏み台となって死ぬのか、それが世の習いと申すなら、このわしが許さんといいはなつのである。
読んでいて“誇り”を守る大切さを知り熱くなってしまいました。
歴史ズキはもちろん、自信を失いそうな人にお勧めです。
Posted by MICHIYA at
05:25
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